水虫・爪水虫にお悩みの皆さん役立つような、水虫・爪水虫の治療法・予防法などに関する最新情報を、ドンドンお届けいたします!
スポンサードリンク
爪水虫の場合、薬を服用したからといって、すぐに爪が元の状態に戻ることはありません。薬の効果がでてくると、健康な新しい爪が白癬菌に感染した部分を押し出し、次第に健康な爪に置き換わっていきます。つまり、爪の先端だけが白癬菌に感染している場合には、完治するまでの期間は短くてすみますが、爪全体が感染している場合には、全ての爪が生え変わる必要があるため、その期間が長くなります。

爪の伸びる長さは、手の爪で1ヶ月に約3ミリ、足の爪では約1.5ミリといわれています。爪が完全に生え変わるには、それぞれ6ヶ月、1年という時間がかかりますが、当然個人差があります。
薬の服用期間は患者の方の爪が伸びる速さによって異なりますが、イトラコナゾールで3ヶ月、テルビナフィンで3~6ヶ月、グリセオフルビンでは1~2年程度が目安となります。しかし、飲み薬の服用を止めるタイミングについては、医師の判断が必要ですので、自分の判断で止めることは避けましょう。
飲み薬の服用を止めるタイミングですが、爪に病巣が残っていたり、顕微鏡検査で白癬菌が発見された場合は、判断の難しいところです。しかし、多くの場合3~6ヶ月の服用を続けていれば、白癬菌は死滅しているため、服用を止めても問題はありません。たとえその時点で白癬菌が生きていたとしても、爪の中には薬の成分が半年間残っているため、効果が持続するからです。
しかし、薬の服用を止めた後、3~4ヶ月経っても改善が見られない場合には、飲み薬を再開する必要があります。
飲み薬を服用して3~4ヶ月経過すると、白癬菌に対して効いているのかどうかを判断できるようになります。薬が効いていれば爪の根元から健康な爪が生えてくるため、水虫に感染した部分が3~5mm程度先端部に移動するためです。ほとんど移動が見られないようならば、薬が効いていない可能性があります。
また、治療開始から3ヶ月ほど経過した時点で顕微鏡検査を行いますが、その際に白癬菌が発見されたとしても、薬が効いていないわけではありません。ニュートラルレッド染色を実施して、赤く染まっていれば菌は生きているため薬が効いておらず、染まらなければ菌は薬の効果で死滅している可能性が高いといえます。
このように、3~4ヶ月経過した時点で薬が効いているかどうかを判断し、効いていないようであれば他の薬に変更したり、服用する量を増加することで対応することになります。
爪水虫のタイプとして、くさび形に濁りが入った爪、また爪甲剥離と呼ばれる爪が皮膚から浮いている状態の場合には、飲み薬では治らないケースがあります。
このような爪の場合、爪と皮膚の間に空洞ができて、そこに白癬菌が大量に詰まっていることが多いです。そのため、薬が爪にまで届かずに効果がでないことになります。その場合には、爪の濁った部分、あるいは浮いた部分を医療用のドリルで削りとり、その部分に対して外用薬を塗り、飲み薬と合わせて使用することが有効です。
また、上記以外の場合でも、少しでも治療期間を短くしたい場合などは、積極的に爪を削りそこに外用薬を塗ることで、効果をあげることが可能です。

爪水虫が先端部のみに感染している場合や、爪の表面に白い膜が形成される場合(表在型)は、抗真菌剤を塗るだけで治る場合がありますが、ほとんどの場合爪水虫は飲み薬の服用により治療を行います。
しかし、他の飲み薬を飲んでいたり、合併症などの理由から飲み薬を飲めない方は、爪を削って外用薬を塗ることで治療できる場合があります。また、爪を柔らかくするために尿素軟膏と抗真菌剤を併用して、ラップで密封することで、効果がある場合もあります。