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      <title>水虫　爪水虫</title>
      <link>http://www.moon-ponk.com/</link>
      <description>水虫・爪水虫にお悩みの皆さん役立つような、水虫・爪水虫の治療法･予防法などに関する最新情報を、ドンドンお届けいたします！</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2008</copyright>
      <lastBuildDate>Tue, 09 Jan 2007 21:05:27 +0900</lastBuildDate>
      <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 

            <item>
         <title>水虫患者の数</title>
         <description><![CDATA[<h3>『日本人の５人に１人は水虫』</h3>

<img src="img/00-1.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！" width="475" height="130" />

水虫にかかっている方がどれくらいいるか、皆さんご存知でしょうか。
数年前、全国の皮膚科専門医に対して、ある調査が実施されました。皮膚科を受診した全国２０，０００名以上の患者さんについて、足に対して何らかの病気を持っているかどうかを無作為に診察するといった内容でした。

その結果としては、日本には人口の２０％の数、つまり<strong>２，５００万人もの水虫感染者</strong>がいる、さらに、足の水虫の患者さんのほぼ半数に爪の水虫も併発していることが見つかったことから、<strong>約１，２００万人にのぼる爪の水虫の患者さんがいる</strong>と推計されました。
日本人の５人に１人が水虫というこの現状は、まさに<strong>水虫が日本の国民病</strong>となっていることを表しています。


<strong>▼日本の水虫人口（推定）</strong>

<p>
<table border="1" width="250" cellspacing="0" cellpadding="5" bordercolor="#000000">
<tr>
<th bgcolor="#FFFF99">水虫感染状況</th>
<th bgcolor="#FFFF99">水虫人口</th>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　足水虫のみ</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　１，３００万人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　爪水虫のみ</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　３３０万人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　足・爪併発</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　８７０万人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　日本の総水虫人口</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　２，５００万人</td>
</tr>
</table> 
</p>


<h3>『皮膚科に訪れる患者の約４割は水虫患者』</h3>

上記の調査においては、足に何らかの疾患や症状などを持っている方の数は、全体の６割にのぼることがわかりました。その疾患の第１位に挙げられているのが、<strong>真菌感染症</strong>、つまり何らかのカビに感染している方が多くいることがわかったのです。

その中でも大多数を占めるのが水虫であることから、皮膚科外来にて診察を受けた<strong>４０％以上の方が実は水虫に感染していた</strong>という事実が確認されました。この中には、水虫の疑いがあって来院された方のほかに、他の疾患が原因で受診した際に、ついでに足を診察したら水虫の感染が見つかったという方も含まれています。

この調査は、日本全国の皮膚科医院に対して実施したものですから、ほぼ日本全国の患者さんの水虫状況を表していることになります。足の疾患としては、２位の「うおのめ・たこ」に３倍以上の差をつけて、<strong>水虫がダントツのトップ</strong>であることが分かるかと思います。


<strong>▼足の疾患種別と患者数（総調査数：２１，８００人）</strong>

<p>
<table border="1" width="350" cellspacing="0" cellpadding="5" bordercolor="#000000">
<tr>
<th bgcolor="#FFFF99">足の疾患種別</th>
<th bgcolor="#FFFF99">患者数</th>
<th bgcolor="#FFFF99">全体における割合</th>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　真菌感染症（水虫）</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　８，７４０人</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　４０．０％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　うおのめ・たこ</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　２，８３０人</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　１３．０％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　いぼ・ほくろ</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　１，２６０人</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　５．８％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　外反母趾・偏平足</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　１，１３０人</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　５．２％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　湿疹</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　８４０人</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　３．８％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　汗疱</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　６２０人</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　２．８％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　その他</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　１，６７０人</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　７．７％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　異常なし</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　７，７４０人</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　３５．４％</td>
</tr>
</table> 
</p>

<img src="img/00-2.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！" width="467" height="130" />

なお、別の調査によりますと、水虫患者のうちの多くが、自分で水虫に感染していることを気づいていないか、あるいは気づいていても放置している、または不十分な治療しか実施していない、といったことも明らかになっています。

なぜこれほど水虫に感染している患者の人口が多いのでしょうか。
水虫自体は、それほど新しい病気ではありません。数十年前から毎年夏になると、皮膚科の外来は水虫の患者さんで列ができます。また、毎年新発売の水虫薬が広告で流れており、その種類も数十種類にのぼります。

しかし、なぜ水虫の人口は減少しないのでしょうか。これは、<strong>水虫は完治するのが難しい病気である</strong>ことが原因となっています。
]]></description>
         <link>http://www.moon-ponk.com/post.html</link>
         <guid>http://www.moon-ponk.com/post.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">１．現代の水虫事情</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 01 Jan 2007 17:57:17 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>水虫が治らない訳</title>
         <description><![CDATA[<h3>『かゆくないと水虫に気づかない』</h3>

一緒に暮らしている家族と一緒にいると、その家族の足の裏を見る機会があるかと思います。その中でもし足の裏の皮膚が乾燥して硬くなっていたり、爪が厚くなり白や黄色に濁ったりしている人がいた場合、その人はたとえかゆみなどの<strong>自覚症状が無かったとしても、水虫に感染している</strong>可能性があります。

特に、<strong>お年寄りの方の場合、その可能性は高い</strong>といえます。お年寄りの方が別の症状で病院に行き、たまたま足の検査をした際に水虫がみつかったため、家族も検査をしてみると既にみんな水虫に感染していたという話もよくあります。

しかし、お年寄りの方にとっては、水虫だと自覚される場合はほとんどなく、単なる老化現象の一つとしてしか考えていない方が多いのが現状です。このようなお年寄りの方たちが、実は家の中に水虫菌をばら撒いている例が多々あります。水虫以外の理由で病院に行った患者さんの５人に１人は水虫に感染しているわけですが、その多くがこのような<strong>自覚症状のない水虫</strong>であると考えられます。

<img src="img/01-1.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！" width="467" height="130" />

この方たちは、「<strong>水虫にはかゆくないものもある</strong>」ということに気づかない限り、または医者から「<strong>水虫に感染していますよ</strong>」と指摘されない限り、自覚がないため治療を実施しようとはしません。もちろん治療を受けなければ治ることはありませんし、また家の中に水虫菌を撒き散らしつづけるため、家族や他人にうつしてしまうことにもつながります。これが、水虫患者の数が減らない理由なのです。

<strong>水虫は、感染している患者さんだけの問題ではない</strong>ことがこのことからも分かるかと思います。


<h3>『水虫の治療をあきらめている人が多い』</h3>

夏になると、足の指の間や足の裏がむずむずとかゆくなる方がいるかと思います。
そのような方の中には、おそらく水虫に感染していると思っていたとしても、「水虫はどうせ治らないんだ、だから治療しても意味が無い。どうせ涼しくなればかゆみもおさまるしそのままほっとこう。」と思い込み、何も治療をせずに暑い季節が過ぎるのを待っている方も多いようです。

夏が過ぎて水虫の症状がいったんおさまっても、水虫菌は冬の間は皮膚の中にじっと潜んでいて、暖かくなってくるとまた活動を開始します。つまり、<strong>水虫は正しく治療を行わなければ完治することはありません。</strong>それどころか、時間が経つに連れて水虫の症状は慢性化し、異なる症状（足の裏が硬くなる角質増殖型の水虫や爪の水虫）に次々と変異していきます。こうなってしまうと、簡単には治らなくなってしまいます。


<h3>『水虫による精神的影響』</h3>

<img src="img/01-2.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！" width="467" height="130" />

水虫に感染している方の中には、

「少しかゆいのを我慢していれば医者に行くほどのことじゃないよ」とか、
「水虫で死ぬわけじゃないし」

といって、何の対策もとらない方が多い反面、

「<strong>水虫なんて恥ずかしくて医者には行けない</strong>」、
「<strong>他人に水虫だと知られたくない</strong>」、
「<strong>水虫のことなんて誰にも相談できない</strong>」、
「<strong>家族や子供に水虫がうつってしまうのでは</strong>」

などというように、深刻な悩みを抱えている方も多く見受けられます。

１９９５年に実施された水虫に関する悩み相談調査の結果によりますと、相談者の１７％の方が何らかの精神的な悩みを持っていることが明らかになり、その中の８割が女性の相談者でした。水虫の治療が長引くに連れて不安も大きくなり、特に女性の場合は「恥ずかしさ」という感情が根底にあるため、水虫のことを考えただけで憂鬱になることが多いようです。中には、
「水虫菌が体内に入り込み、内臓や脳にまで転移してくるんじゃないかと考えてしまい、不安で眠れない」
といった状態にまでなることもありえますので、<strong>水虫といえども場合によってはメンタル面のケア</strong>が必要となってきます。


<strong>▼水虫の相談を受けた件の男女比</strong>

<p>
<table border="1" width="250" cellspacing="0" cellpadding="5" bordercolor="#000000">
<tr>
<th bgcolor="#FFFF99">性別</th>
<th bgcolor="#FFFF99">人数</th>
<th bgcolor="#FFFF99">割合</th>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　男性</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　　８０人</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　１８％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　女性</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　３５０人</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　８２％</td>
</tr>
</table> 
</p>


<strong>▼メンタル面でのケアが必要と思われる水虫相談の具体例</strong>

<p>
<table border="1" width="300" cellspacing="0" cellpadding="5" bordercolor="#000000">
<tr>
<th bgcolor="#FFFF99">相談内容</th>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　恥ずかしくて医者に行けない</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　他人に水虫だと知られるのが怖い</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　家族にも誰にも相談できない</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　家族や子供にうつすのではないかと不安</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　水虫菌が体内に入ってくるのではと不安で眠れない</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　医者が信用できない</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　医者からもらった薬が不安で飲めない</td>
</tr>
</table> 
</p>


いずれにしても、水虫の適切な治療をしないままで放置しておいたり、医者に頼らず自分で治療しようとしたりすると、水虫は治らないだけでなく、時には悪化してしまう可能性もあります。また、ただ水虫について悩んでいても、決して治ることはありません。<strong>水虫は誰もが感染しうる病気であり、恥ずかしい病気ではありません</strong>ので、まずは専門の病院に相談することが大切です。
]]></description>
         <link>http://www.moon-ponk.com/post_1.html</link>
         <guid>http://www.moon-ponk.com/post_1.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">１．現代の水虫事情</category>
        
        
         <pubDate>Tue, 02 Jan 2007 18:01:26 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>水虫の薬と病院</title>
         <description><![CDATA[<h3>『水虫ではないのに水虫薬を使用していませんか？』</h3>

足がかゆくなったからといって、必ずしも水虫に感染しているわけではありません。病院に行き診察してもらうと、実は水虫ではなかった、といった場合も多いです。これは、水虫だと思って診察に来た方の３分の１程度の方は、実は湿疹やかぶれなどの<strong>他の病気にかかっている場合がある</strong>ためです。

つまり、水虫だと思っている方が自分で治療薬を買って使用していても、水虫ではない病気であれば薬の効き目も現れることはありません。それどころか、<strong>逆に症状が悪化してしまう場合が多い</strong>です。これにより、そのような方たちは「水虫は治らない病気なんだ」という気持ちになり、その誤った認識が世間に広まることで、多くの方が水虫は治らないという先入観を持ってしまっているのです。


<h3>『水虫は医者も誤診することがある』</h3>

<img src="img/01-3.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！" width="467" height="130" />

みなさんは、「<strong>水虫は医者にかかっても誤診する場合がある</strong>」と聞いて驚かれるかもしれません。しかし、これは残念ながら事実です。

水虫に関する全国調査によると、皮膚科に通っているにも関わらず、一向に水虫がよくなる気配がないといった方が多く見受けられます。このような場合の多くは、水虫に関する正しい検査を受けていない場合がほとんどです。

ある方が爪の異常のため医者に診察してもらったところ、医者は目で見ただけで水虫と判断し、水虫薬を２年間にわたり処方されました。しかし、実は異なる病気であったために効き目は全く現れず、それどころか肝機能障害を引き起こしてしまった、という例もあります。

近年、爪の水虫がマスコミで取り上げられることが多くなって以来、爪の水虫に悩む方が増えたことで、医者の誤診による上記のような患者さんがさらに増える恐れがあります。近年では皮膚科専門医であっても水虫の診断に顕微鏡検査を実施しない医者が増えていると言われています。実際に、患者さんへのアンケートを見ても、爪の水虫が心配で診察してもらったが、顕微鏡検査をしてもらえなかったという意見が多く見られます。

水虫の診断は、<strong>顕微鏡検査を行わないと正確な判断ができません</strong>ので、これを実施しない医者は信用に値しないといってよいでしょう。


<h3>『水虫は見た目で判断できるか』</h3>

ある調査では、皮膚科の医者の方に対して、水虫かどうかをスライドの写真を見ただけで判断してもらうという実験を行ったところ、多くの医者が正解を出すことができなかったという結果があります。つまり、真菌症の専門家である皮膚科の医者でさえ、<strong>目で見ただけで水虫かどうかを判断することは難しい</strong>といえます。

特に、若い医者になればなるほど目だけで判断することは難しいといえるでしょう。しかし、どんな医者であっても顕微鏡検査により菌を見つけることができれば、水虫は確実に見つけることができます。実際にはこの検査を怠っている医者が多いため、誤診につながる例が多く報告されています。目で見ただけではほぼ水虫に間違いないと思える患者であっても、顕微鏡検査では水虫菌は見つからず、実は異なる病気であることが分かったり、逆にまず水虫では無いと思っていても顕微鏡検査によって水虫菌が見つかったということが多々あるようです。

水虫は以外な臨床像を示すことが多いため、目で見ただけで判断することはとても危険な行為であるといえます。


<h3>『水虫はタイプにより治療法が異なる』</h3>

水虫といっても、様々なタイプや症状があります。またそれぞれのタイプにより、治療法も異なってきます。例えば、足の指の間の皮がむけるタイプ（趾間型：しかんがた）や、足の裏に小さい水ぶくれができるタイプ（小水疱型：しょうすいほうがた）の水虫であれば外用の水虫薬を根気よく塗れば治りますが、足の裏が固くなるタイプ（角質増殖型）の水虫や爪の水虫は外用薬のみでは完全に治すことは難しく、通常は飲み薬が必要となります。

また、同じタイプの水虫であっても、炎症、かぶれ、細菌感染等が伴っている場合があります。このような場合においては、水虫薬を塗ることで逆に症状を悪化させてしまうことになります。つまり、水虫には水虫薬を使えば治るという考えで不適切な治療を行ったとしても、けして水虫は治らないということです。


<h3>『水虫は中途半端な治療では完治しない』</h3>

水虫の治療を受けていても、少し症状が軽くなると治療を途中で止めてしまう方がいます。このような方は、多くの場合<strong>水虫が再発</strong>してしまいます。医者に行かずに自分で水虫薬を買って治療している方たち、特に時間がなく医者に行けないサラリーマンやOLの方にその傾向が多く見られます。

<img src="img/01-4.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！" width="467" height="130" />

夏が過ぎ、涼しい季節になると、水虫の症状が和らぎます。すると、水虫のかゆさやつらさを忘れてしまい、水虫薬を塗ることをやめてしまうことが多いようです。つまり、かゆい時期だけ水虫薬を購入し、その場しのぎをしようとしていることになります。このような方は、医者に通院していたとしても、症状が軽くなると通院を途中でやめてしまうことが多いです。そうした場合、<strong>水虫は確実に再発してしまいます</strong>。

また、医者の側にも問題がある場合があります。水虫は特に命に関わるような病気ではなく、また治りにくい病気であるとの先入観から、治療に対して熱意を持てない医者が多いことも事実です。このような医者は、診断を行い薬を処方したら後はほったらかし、という状況も十分に考えられます。

このように、患者側、医者側双方に対して、<strong>水虫の治療に専念しようという姿勢を維持することが難しいという事実</strong>が、水虫の完治を妨げる要因の一つとなっています。


<h3>『たとえ治っても再発する可能性が高い』</h3>

根気よく治療を行い、水虫が完治したとしても、生活環境が変わらないと水虫は再発する可能性があります。例えば家族の中に水虫の感染者がいた場合、自分の水虫は完治したとしても、<strong>家庭内には水虫菌は確実に存在しています</strong>ので、再感染する可能性は十分にあります。

水虫に感染した方の家を調査すると、床やじゅうたんなどから多くの水虫菌が見つかります。つまり、水虫の再発を防ぐには、床、畳、じゅうたんなどをこまめに掃除する、また家族全員が水虫の治療に専念するといった努力によって、家庭内から水虫菌を除去する必要があります。また、寝る前にはタオルで足を拭いてからふとんに入るといった<strong>日常的な水虫菌への対策</strong>が不可欠です。
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         <link>http://www.moon-ponk.com/post_12.html</link>
         <guid>http://www.moon-ponk.com/post_12.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">１．現代の水虫事情</category>
        
        
         <pubDate>Tue, 02 Jan 2007 20:19:19 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>水虫の正体とは</title>
         <description><![CDATA[<h3>『水虫とはどんな病気？』</h3>

<img src="img/02-1.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

水虫とは、白癬菌という<strong>カビの一種</strong>であり、実際に水虫という虫がいるわけはありません。またこの白癬菌にも多くの種類があります。その中でも足の水虫に原因となる菌は限定されており、その中のほとんどがトリコフィトン・ルブルム（紅色菌）と、トリコフィトン・メンタグロフィテス（趾間菌）の２種類であり、実に足の水虫の９９％以上を占めています。

白癬菌は人間の皮膚や爪、髪などの内部に入り込んで寄生し、かゆみ、水疱、脱毛などの様々な症状を引き起こします。白癬菌による症状を総じて「<strong>白癬</strong>」と呼び、発病したからだの部位によって、頭部白癬、体部白癬、股部白癬、手白癬、足白癬、爪白癬といった病名がついています。私たちが普段水虫と呼んでいるのは、足に生じる白癬、つまり足白癬のことです。

また、各部位における白癬は、それぞれ次のように呼ばれることが多いです。頭部白癬は「しらくも」、体部白癬は「たむし」、股部白癬は「いんきんたむし」、手白癬は「手の水虫」、爪白癬は「爪の水虫」などと呼ばれます。本サイトでは、主に足と爪の水虫に関する情報を紹介しています。


<h3>『水虫菌はどこに寄生しているの？』</h3>

水虫の原因である白癬菌は、皮膚のどこに棲み付いているのでしょうか。白癬菌は、人間に様々な病気を引き起こす細菌やウイルスなどと異なり、生きている細胞の中には入ることができず、死んだ細胞の中でのみ活動することができます。実は、人間の皮膚の中でも表皮の最も外側にある角質層や爪、髪などは、死んだ細胞でできています。

この角質層においては、ケラチンという硬いタンパク質でできた角質細胞が層状に重なり合い、外部からの進入物を防ぐ役割を果たしています。角質層は、通常の細菌などは傷がない限り入り込むことはできません。

しかし、白癬菌はケラチンを分解する<strong>ケラチナーゼ</strong>と呼ばれる酵素を持っているため、この酵素を分泌することによってケラチンを栄養源としながら角質層に棲みつくことが可能というわけです。この角質層が最も厚い部位が足の裏ということになります。また、爪や髪も角質層が分化したものであり、ケラチンを主成分としています。つまり、水虫の原因である白癬菌にとっては、ケラチンが豊富に含まれる角質層や爪、髪は居心地の良い棲みかとなっているわけです。

<img src="img/02-2.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>


<h3>『水虫菌は垢の中で生きている』</h3>

身体の表面にある角質層は、古くなると下からの新しい細胞に入れ替わるため、垢となってはがれ落ちることになります。この皮膚の新陳代謝により、新しい角質層が常に同じ厚さと形を保つことができます。

水虫に感染した人が靴下を脱ぐ際に、多数の垢が空気中に拡散しますが、この<strong>垢には白癬菌が含まれている</strong>ため、その人が歩いたりスリッパを履いたりすることにより、垢とともに白癬菌もあたり一面に撒き散らされることになります。つまり、<strong>水虫の人が生活している範囲には、高い確率で白癬菌が存在している</strong>ことになります。

白癬菌は垢の中にも潜んでいますが、多くの場合はそのまま床の上や空気中に存在しています。このように乾燥した床の上などの外気にさらされる状況では、白癬菌は長時間生存することはできません。しかし、垢の中で十分な栄養と湿気がある環境においては、そのままの状態でも数ヶ月、長い場合は１年以上も生存しつづけます。

つまり、水虫に感染した人の垢が落ちている限り、他の人の足に付着して感染する可能性はかなり高いということになります。このことからも、家族の中に水虫の感染者がいる場合は、こまめに掃除を行い、<strong>垢とともに水虫菌を取り除くことが重要</strong>なのです。


<h3>『水虫菌は湿気を好む』</h3>

白癬菌は、カビの一種のため、<strong>高温多湿な環境</strong>をより好みます。ある研究によると、温度が３５度の状況においては、湿度が８５％以下の場合、白癬菌は皮膚に付着しても角質層には入り込めませんでしたが、湿度を１００％に上げると１日で進入してきたということです。また、湿度が１００％の状況では、１５度程度の低温であっても３～４日あれば白癬菌は角質層まで侵入してきます。つまり、水虫の感染には、温度よりも湿度のほうがより影響が大きいことが分かります。

<img src="img/02-3.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

人間の足の指の間の湿度を測ってみると、素足の場合は８０％程度ですが、しばらく靴を履いていると、１００％近くまで上昇します。これは、１日にかく汗の量は、足だけで２００mlにものぼるためです。特に梅雨などの湿度の高い季節では、靴の中は常に１００％の湿度となり、温度の上昇と相まって白癬菌の成長が活発になります。つまり、<strong>靴の中という環境</strong>は、高温多湿を好む白癬菌にとっては非常に棲みやすい環境であるといえるわけです。

日本人が水虫に感染しやすくなったのは、文明開化により欧米文化である靴が輸入されるようになった明治時代からであるといわれています。特に、軍隊においては常に軍靴を履いて戦場を走り回るため、水虫が流行し、その家族にも次々と感染していったと考えられています。

昭和になり、ファッションが急速に西洋化して誰もが靴を履くことが当たり前になったあたりから、水虫の患者数は激増し、<strong>現代では５人に１人</strong>という驚異的な数字にまで膨れ上がってきたのです。


<h3>『水虫菌は冬眠する』</h3>

皮膚科における水虫患者数は、<strong>５、６、７月に急激に増加</strong>しますが、夏が終わるとともに減少をはじめて、冬にはぐっと少なくなります。これは、白癬菌は高温多湿の環境においては活発に活動しますが、寒くて乾いた環境では活動が衰えるためです。


<strong>▼足の水虫患者数（月別）</strong>

<p>
<table border="1" width="200" cellspacing="0" cellpadding="5" bordercolor="#000000">
<tr>
<th bgcolor="#FFFF99">月</th>
<th bgcolor="#FFFF99">水虫患者数</th>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　１月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　２０２人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　２月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　２１０人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　３月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　２８９人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　４月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　３４６人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　５月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　４７２人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　６月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　６６５人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　７月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　７２０人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　８月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　５９７人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　９月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　３８１人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　１０月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　２９４人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　１１月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　２８９人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　１２月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　２１３人</td>
</tr>
</table> 
</p>


水虫の感染者にとっては、夏にはひどかったかゆみも冬になるとおさまるため、水虫のことはすっかりと忘れてしまいます。しかし、そうやって安心していると、４月、５月で気温が上昇してきた際に水虫は活動を再開し、再びかゆみが襲ってきます。

白癬菌は冬になるとその活動が鈍くなります。つまり、冬は炎症も起こりにくく、かゆみもなくなるため、はためには水虫が治ったようにみえます。しかし、<strong>白癬菌は温度が低くても死ぬことはなく、皮膚の角質層に潜んで生き残り</strong>、再び温かくなるのを待っています。

例えば、白癬菌を培養用の容器に入れて冷蔵庫に入れたとしても、カビは生えてきませんが、死んでいるわけではありません。その容器を冷蔵庫から出して適温に戻すと、途端に発育を始めます。白癬菌は低音においては冬眠しているといってもよいでしょう。つまり、活動の鈍っている冬の間にしっかりと治療をすることで、効率的に白癬菌を退治することができるというわけです。
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         <link>http://www.moon-ponk.com/post_2.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">２．水虫とは何か</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 03 Jan 2007 18:02:32 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>水虫菌の特徴</title>
         <description><![CDATA[<h3>『水虫菌は垢の中で生きている』</h3>

身体の表面にある角質層は、古くなると下からの新しい細胞に入れ替わるため、垢となってはがれ落ちることになります。この皮膚の新陳代謝により、新しい角質層が常に同じ厚さと形を保つことができます。

水虫に感染した人が靴下を脱ぐ際に、多数の垢が空気中に拡散しますが、この<strong>垢には白癬菌が含まれている</strong>ため、その人が歩いたりスリッパを履いたりすることにより、垢とともに白癬菌もあたり一面に撒き散らされることになります。つまり、<strong>水虫の人が生活している範囲には、高い確率で白癬菌が存在している</strong>ことになります。

白癬菌は垢の中にも潜んでいますが、多くの場合はそのまま床の上や空気中に存在しています。このように乾燥した床の上などの外気にさらされる状況では、白癬菌は長時間生存することはできません。しかし、垢の中で十分な栄養と湿気がある環境においては、そのままの状態でも数ヶ月、長い場合は１年以上も生存しつづけます。

つまり、水虫に感染した人の垢が落ちている限り、他の人の足に付着して感染する可能性はかなり高いということになります。このことからも、家族の中に水虫の感染者がいる場合は、こまめに掃除を行い、<strong>垢とともに水虫菌を取り除くことが重要</strong>なのです。


<h3>『水虫菌は湿気を好む』</h3>

白癬菌は、カビの一種のため、<strong>高温多湿な環境</strong>をより好みます。ある研究によると、温度が３５度の状況においては、湿度が８５％以下の場合、白癬菌は皮膚に付着しても角質層には入り込めませんでしたが、湿度を１００％に上げると１日で進入してきたということです。また、湿度が１００％の状況では、１５度程度の低温であっても３～４日あれば白癬菌は角質層まで侵入してきます。つまり、水虫の感染には、温度よりも湿度のほうがより影響が大きいことが分かります。

<img src="img/02-3.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

人間の足の指の間の湿度を測ってみると、素足の場合は８０％程度ですが、しばらく靴を履いていると、１００％近くまで上昇します。これは、１日にかく汗の量は、足だけで２００mlにものぼるためです。特に梅雨などの湿度の高い季節では、靴の中は常に１００％の湿度となり、温度の上昇と相まって白癬菌の成長が活発になります。つまり、<strong>靴の中という環境</strong>は、高温多湿を好む白癬菌にとっては非常に棲みやすい環境であるといえるわけです。

日本人が水虫に感染しやすくなったのは、文明開化により欧米文化である靴が輸入されるようになった明治時代からであるといわれています。特に、軍隊においては常に軍靴を履いて戦場を走り回るため、水虫が流行し、その家族にも次々と感染していったと考えられています。

昭和になり、ファッションが急速に西洋化して誰もが靴を履くことが当たり前になったあたりから、水虫の患者数は激増し、<strong>現代では５人に１人</strong>という驚異的な数字にまで膨れ上がってきたのです。


<h3>『水虫菌は冬眠する』</h3>

皮膚科における水虫患者数は、<strong>５、６、７月に急激に増加</strong>しますが、夏が終わるとともに減少をはじめて、冬にはぐっと少なくなります。これは、白癬菌は高温多湿の環境においては活発に活動しますが、寒くて乾いた環境では活動が衰えるためです。


<strong>▼足の水虫患者数（月別）</strong>

<p>
<table border="1" width="200" cellspacing="0" cellpadding="5" bordercolor="#000000">
<tr>
<th bgcolor="#FFFF99">月</th>
<th bgcolor="#FFFF99">水虫患者数</th>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　１月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　２０２人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　２月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　２１０人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　３月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　２８９人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　４月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　３４６人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　５月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　４７２人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　６月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　６６５人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　７月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　７２０人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　８月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　５９７人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　９月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　３８１人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　１０月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　２９４人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　１１月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　２８９人</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　１２月</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　２１３人</td>
</tr>
</table> 
</p>


水虫の感染者にとっては、夏にはひどかったかゆみも冬になるとおさまるため、水虫のことはすっかりと忘れてしまいます。しかし、そうやって安心していると、４月、５月で気温が上昇してきた際に水虫は活動を再開し、再びかゆみが襲ってきます。

白癬菌は冬になるとその活動が鈍くなります。つまり、冬は炎症も起こりにくく、かゆみもなくなるため、はためには水虫が治ったようにみえます。しかし、<strong>白癬菌は温度が低くても死ぬことはなく、皮膚の角質層に潜んで生き残り</strong>、再び温かくなるのを待っています。

例えば、白癬菌を培養用の容器に入れて冷蔵庫に入れたとしても、カビは生えてきませんが、死んでいるわけではありません。その容器を冷蔵庫から出して適温に戻すと、途端に発育を始めます。白癬菌は低音においては冬眠しているといってもよいでしょう。つまり、活動の鈍っている冬の間にしっかりと治療をすることで、効率的に白癬菌を退治することができるというわけです。
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         <link>http://www.moon-ponk.com/post_13.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">２．水虫とは何か</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 03 Jan 2007 20:23:57 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>水虫の感染の仕方</title>
         <description><![CDATA[<h3>『水虫は空気感染しない』</h3>

<img src="img/03-1.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

白癬菌はカビであることから、空気中に白癬菌があるため、水虫の人を同じ空間にいるだけで空気感染するのではないかと思っている方がいるかもしれません。しかし、<strong>白癬菌はウイルスや細菌などと異なり、空気感染することはありません</strong>。また、仮に空気中に白癬菌が浮遊していてそれを吸い込んだとしても、人間に害を及ぼすことはありません。

また、水虫の人の足にさわったら感染してしまうと考えている方もいるようですが、触っただけでは水虫はうつりません。つまり、<strong>水虫は直接感染はほとんどない</strong>と考えてよいといえます。


<h3>『水虫の感染経路』</h3>

<strong>水虫の人の垢の中には多くの白癬菌が潜んでいます</strong>。この垢は水虫の人が移動した場所、つまり家庭内の畳や床、じゅうたん、銭湯のマットやプールサイドなどに多く落ちています。特に、水虫の人が使用したスリッパや風呂場の足拭きマットからは高確率で白癬菌が見つかります。

白癬菌は垢の中では長期間にわたり生存可能なため、水虫の感染源となりやすく、この垢を水虫ではない人が踏むことにより足に白癬菌が付着します。特に、風呂上りなどの足が湿っている状態であれば、付着する確率が高くなります。この垢は足が乾燥すれば皮膚から剥がれ落ちてしまうため、水虫にはならないことが多いです。しかし、<strong>足が湿った状態のまま靴下を履いたりすると</strong>、白癬菌が足についていた場合には程よい湿度が保たれることになり、水虫に感染してしまいます。


<h3>『家の中での感染が多い』</h3>

水虫の人が住む家にあがり、いろいろな場所を裸足で歩いて、どの程度白癬菌が付着するかを調査した方がいます。その調査の結果、居間やキッチンのフローリング、和室の畳、トイレのスリッパ、風呂場の足拭きマットなど、いたるところに白癬菌が大量に存在し、素足で歩くと簡単に白癬菌が付着することが分かりました。

日本では家の中では靴を履く習慣がないため、多くの方が素足で生活しています。つまり、家族の中に水虫の人がいると、家の中で感染する機会が増えてしまうことになります。水虫の人にアンケートをとったところ、<strong>３５％の方が一緒に暮らしている家族の中にも水虫の人がいる</strong>との回答がありました。またそのうちの約半分が、配偶者であることも分かっています。このことからも分かるとおり、日本人の水虫の多くは、家族内感染であるということができます。

しかし、アメリカやヨーロッパにおいては家の中でも靴を履いており、シャワーを浴びても一人一人お湯を替えているため、家庭内の感染は少ないと考えられています。

<img src="img/03-2.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>


<h3>『２４時間以内に洗い流そう』</h3>

<strong>白癬菌の感染力は、他の細菌と比べても決して強くはありません</strong>。水虫ではない人が白癬菌が潜んでいる垢をふんだ場合でも、すぐに感染するわけではありません。白癬菌は、短時間では角質層まで侵入することはできないためです。白癬菌が最も好む湿度１００％の環境下においても、白癬菌が菌糸を伸ばして角質層の中に入り込むためには、<strong>２４時間以上</strong>の時間がかかるといわれています。

足に付いた白癬菌の多くは、角質層に進入する前に落ちてしまうか、水で洗い流されたり、タオルでふき取られたりするため、白癬菌が付着したからといって必ず感染するわけではありません。むしろ、水虫になることは少ないのです。しかし、２４時間以上白癬菌が足に付着したまま放置しておくと、水虫に感染する可能性がでてきます。

このことは、<strong>水虫を予防するにあたって重要な意味</strong>を持っています。つまり、白癬菌が足に付着したとしても、１日１回、足（特に指の間）をきれいに掃除してタオルでふき取っておけば、水虫にはかからないということがいえるからです。

しかし、白癬菌を取り除きたいからといって、無理にこすって落とそうとするのは止めましょう。<strong>傷のついた角質層に対しては、白癬菌は１２時間以内に進入可能</strong>であるというデータがあります。よく軽石やたわしで足の裏をごしごしとこする方がいますが、度が過ぎると皮膚に傷が付き白癬菌が進入してしまう危険性があります。


<h3>『靴を長時間以上履くと水虫になりやすい』</h3>

ある調査によると、靴を８時間以上履く人とそうではない人を比較したところ、靴を８時間以上履く人の方が水虫に感染している確率が高いことが分かりました。つまり、<strong>１日中靴を履く必要があるサラリーマンの方は、水虫になりやすい</strong>ということがいえます。人間が生活している空間のあらゆる場所に白癬菌は存在しているため、白癬菌が足に付着する機会は常にあるということができます。

家の中、銭湯やプールだけではなく、病院の体重計やスリッパ、居酒屋の畳やサンダルなど、裸足になる可能性がある場所はどこも油断はできません。このような場所を調べてみると、高確率で白癬菌が存在しています。

白癬菌に感染する確率は、どれだけの時間、菌が付いたままになっているかに関わりがあります。菌が付いたままの状態で靴下を履き、さらに靴を履いて長時間過ごすことで、白癬菌の感染率は当然高くなります。一日中靴を履く必要がある方は、<strong>職場ではサンダルに履き替える</strong>など、可能な限り足を乾燥させておく工夫をすることが重要です。または、靴は毎日同じものを履くのではなく、数足履きまわすようにして、<strong>靴の中を乾燥させることで白癬菌の繁殖を防ぐ</strong>ことも有効です。


<h3>『ペットから感染する可能性もある』</h3>

<img src="img/03-3.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

<strong>ペットから白癬菌が感染する可能性</strong>として、足や爪への感染はあまりありませんが、頭部白癬や体部白癬に感染する可能性が増えてきています。

白癬菌の中には、犬や猫などの動物の毛に対して寄生する菌もあり、その中でも多いのが、<strong>ミクロスポルム・キャニス（犬小胞子菌）</strong>です。この菌に感染したペットを触ったり抱いたりすることで、感染します。
この菌はペットを飼っている女性や子供に多く感染し、ペットが触れやすい顔や首、腕などに、小型で赤く環状の湿疹が多く出てきます。また、この白癬菌は髪にも感染することが多く、<strong>頭部白癬</strong>の原因としても知られています。

この菌は、もともとは日本には存在していなかったのですが、数十年前からペットの輸入が増加したことに伴い、日本に持ち込まれたと考えられています。当初は輸入された高級なペットだけが感染源でしたが、そのうちに野良犬や野良猫の間に広がり、現在では日本中の犬や猫に寄生しています。
ペットから感染した場合には、その感染源であるペットの白癬菌を絶たない限り再感染の可能性がありますので、自分だけでなく<strong>ペットや家族も一緒に治療を受ける</strong>ことが必要です。
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         <link>http://www.moon-ponk.com/post_3.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">２．水虫とは何か</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 04 Jan 2007 18:03:42 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>水虫の種類</title>
         <description><![CDATA[<h3>『足の水虫の種類』</h3>

足の指の間や足の裏の角質層に白癬菌が棲みつきやすいですが、それに対して、<strong>皮膚に赤みや水疱などの炎症反応を起こす水虫</strong>もあります。また、毎年水虫を繰り返しているうちに、足の裏全体の角質層が厚くなってくることがありますが、これも水虫の症状の一つです。これらの症状について以下に説明します。


<strong>▼足の水虫の種類</strong>

<p>
<table border="1" width="520" cellspacing="0" cellpadding="5" bordercolor="#000000">
<tr>
<th bgcolor="#FFFF99" width="110">水虫の種類</th>
<th bgcolor="#FFFF99">症状・特徴</th>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="110">　　　　<strong>趾間型</strong><br>　　　（しかんがた）</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　<strong>水虫の半数以上はこのタイプです</strong>。足の指の間、特に薬指と小指の間に多く生じる水虫です。水虫に感染した当初は指の間が赤くなったり、皮が薄くむけたりしますが、やがて皮膚が白くふやけてきたり、それがむけて赤くただれたりすることがあります。また、水疱を伴う場合や皮膚が厚く硬くなる場合もあります。このタイプの水虫は、<strong>強いかゆみを伴うことが多い</strong>です。</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="110">　　　<strong>小水疱型</strong><br>（しょうすいほうがた）</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　土踏まずや足の指の付け根部分に対して周りが赤くなった<strong>小さい水疱がたくさん生じる</strong>のが特徴です。水疱の大きさは様々で、複数が寄り集まってできたり、孤立してできる場合もあります。この水疱は時間がたつと乾燥してかさぶたとなりいずれ剥がれ落ちますが、無理にむいたりするとびらんになります。なお、この水疱の中の汁には白癬菌はほとんど含まれていませんので、触ったからといって感染する心配はありません。</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="110">　　　<strong>角質増殖型</strong><br>（かくしつぞうしょくがた）</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　足の裏全体、特<strong>にかかとの角質層が厚く硬くなります</strong>。その部分をこすると、皮がむけてひび割れを起こすこともあります。このタイプの水虫は、他のタイプに比べてかゆみを伴うことは少ないです。しかし冬場になると乾燥のためひび割れて痛むことがあり、老化現象や肌荒れ、あかぎれと勘違いすることが多いです。そのため、<strong>ほとんどの方が水虫とは気づかず</strong>に、放置したり保湿クリームでその場しのぎをしているのが現状です。</td>
</tr>
</table> 
</p>

<img src="img/04-1.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

<h3>『薬指と小指の間がかゆいときは要注意』</h3>

みなさん自分の足を見ていただくと分かりますが、足の指の隙間が最も少ないのは、薬指と小指の間です。特に靴を履くと足先が圧迫されるため、この隙間はなくなり薬指と小指はくっついてしまいます。そうするとこの部分は湿気や温度が高くなるため、趾間型の水虫はこの部分にできやすくなります。つまり、<strong>薬指と小指の間に水疱ができている場合には、水虫に感染している可能性が高い</strong>です。

しかし、これだけで水虫と判断することは危険を伴います。これは、異汗性湿疹と呼ばれる水虫に似た症状もこの部分に出やすいからです。正確に病気を判断するには、<strong>顕微鏡検査で真菌を確認する</strong>必要があります。


<h3>『水虫と免疫細胞』</h3>

<strong>趾間型と小水疱型の水虫</strong>においては、白癬菌が角質層に侵入すると、<strong>皮膚に炎症反応</strong>が生じます。

高温多湿の条件のもとでは、角質層に侵入した白癬菌は、角質層の生え変わりよりも速いスピードで角質層の中で増殖していきます。すると、この白癬菌の存在をランゲルハンス細胞という体内の免疫を担当する細胞が発見し、その情報をリンパ球に伝達します。その情報を元にして、様々な免疫細胞が白癬菌の存在する皮膚の周辺に集まり、菌を排除しようと働きます。これにより、皮膚が赤くなったり水疱ができたり、かゆみを生じたりするわけです。普通、水疱のような激しい反応がおこると、水疱の周りからは白癬菌は退去し、炎症の軽い範囲へ身を潜めます。

このような免疫反応は、「かぶれ」の際と同様の反応ということがいえます。皮膚内に入り込んだ有害物質に対して、それを排除するために免疫細胞が体中から集まり退治しようとします。その結果として、皮膚が赤くなったり、水疱ができたり、かゆみがでたりして、「かぶれ」が生じます。

もし、このような症状が起こらなかったとすれば、身体が白癬菌に対して防御反応を示していないことになりますので、体内の免疫機能に何らかの障害が発生していることが考えられます。つまり、白癬菌に対してかゆみや水疱が生じることは、病原菌から身体を守ろうとしているサインであるため、<strong>身体が正常に機能している</strong>ことを表しているともいえます。


<h3>『かゆくない水虫もある』</h3>

<img src="img/04-2.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

水虫はかゆいもの、というイメージがありますが、実は<strong>かゆくない水虫もあります</strong>。<strong>角質増殖型の水虫</strong>がそれにあたります。

水虫の原因である白癬菌の９９％以上は、トリコフィトン・ルプルム、トリコフィトン・メンタグロフィテスの２種類の菌が占めています。これらの菌は人の皮膚を好んで寄生するカビで、皮膚の中でどんどん増殖するイメージがありますが、実はそれほど凶暴な菌ではなく、侵入した相手に気づかれないようにひっそりと住み着いています。

これらの菌が皮膚に侵入した場合、最初のうちは侵入したことが免疫細胞に感知されるため、免疫反応が生じて趾間型や小水疱型の水虫となりますが、時間が経つにつれて白癬菌は侵入した相手と仲良くなり、共存できるようになります。これにより、身体は白癬菌を追い出そうという反応を示さなくなりますので、これまでの水虫の症状はでなくなり、かゆみもなくなります。しかし白癬菌自体はいなくなったわけではなく、角質層の中でどんどん増殖を続けており、やがて角質は厚く硬くなります。このようにして、<strong>趾間型、小水疱型の水虫は角質増殖型の水虫へと変化していきます</strong>。

無数に存在するカビの中で、なぜこの菌だけが免疫反応を起こさずに人間の角質内に生存しつづけることができるのかについては、未だ解明されていません。


<h3>『水虫は爪にも感染する』</h3>

少し前までは、爪が水虫になることを認識している人はほとんどいませんでした。実際に<strong>爪の水虫</strong>に感染している人でも、単なる老化現象や靴の圧迫などが原因と勘違いしている場合が多かったのです。

しかし、最近は薬の進化に伴い抗真菌内服材が登場し、<strong>爪の病気も比較的簡単に治るようになった</strong>ため、新聞や雑誌などのメディアに取り上げられる機会も増えた結果、爪の水虫を認識している方も増えてきました。特に若い女性の間では、素足にミュールやサンダルを履く機会が多くなり、ペディキュアを塗る際に爪の変形に気がついた、といったケースも増えています。

日本には<strong>１２００万人の爪水虫の感染者</strong>がいますが、６０歳以上の高齢者に限ると<strong>５人に２人が足の水虫と爪水虫を併発している</strong>というデータもあります。これは、足の水虫の治療が十分でなかったため、爪水虫に移行したケースが多いことを表しています。

爪水虫により爪が変形することで、靴下が爪に引っかかってしまい破れてしまう、靴がはきづらい、歩きづらいなどの支障をきたします。ある調査によると、爪水虫の方の７割程度が生活に何らかの支障があると回答しています。これは、ゴルフなどの趣味にも影響するほか、<strong>手の爪が水虫に感染した場合には仕事にも支障が出てきます</strong>。また、爪が切りにくい、他人にうつすのが心配といった悩みも伴います。

爪の水虫に感染した方の最も多い悩みはやはり美容上の問題でした。爪水虫感染者の方の半数の方が、人目が気になると回答しており、特にサンダルをはく時やプール、温泉に行く時に、そのように感じているようです。また、人前で手を出すことが恥ずかしいため、自然と仕事や趣味が消極的になっている方も多く見られます。

また、<strong>爪の水虫は他人への感染源となります</strong>ので、所詮水虫だからと安易に考えずに、積極的に治療に取り組む必要があります。


<strong>▼爪水虫に感染している人の割合（年齢別）</strong>

<p>
<table border="1" width="250" cellspacing="0" cellpadding="5" bordercolor="#000000">
<tr>
<th bgcolor="#FFFF99">年齢層</th>
<th bgcolor="#FFFF99">全体に対する割合</th>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　１９歳～３０歳</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　　３．５％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　３１歳～３９歳</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　　５．５％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　４０歳～４９歳</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　１４．８％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　５０歳～５９歳</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　２２．３％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　６０歳以上</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　４０．４％</td>
</tr>
</table> 
</p>


<strong>▼爪水虫による日常生活での支障（複数回答）</strong>

<p>
<table border="1" width="250" cellspacing="0" cellpadding="5" bordercolor="#000000">
<tr>
<th bgcolor="#FFFF99">支障の内容</th>
<th bgcolor="#FFFF99">回答率</th>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　人目が気になる</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　　４６％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　靴下がすぐに傷む</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　　１７％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　違和感がある</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　　１７％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　痛みがある</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　　１６％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　靴が履きにくい</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　　　８％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　細かい作業ができない</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　　　６％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　力が入らない</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　　　３％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　特に支障は無い</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　　４４％</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF">　その他</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　　　　　８％</td>
</tr>
</table> 
</p>


<h3>『爪が黄白色に濁り厚くなっていたら要注意』</h3>

爪の水虫は、白癬菌が爪の内部に入り込んで引き起こされる病気です。長い間水虫を放置いておいたり、中途半端な治療を行っていると、<strong>足の水虫から手足の爪に白癬菌がうつり</strong>、発症します。

一般的に足の水虫が爪にまで感染する場合、白癬菌は爪の先端の裏、または爪の脇から入ってきます。その感染部分の角質が水虫菌の増殖によって厚くなり、<strong>爪の色が黄白色に濁ってきます</strong>。また白癬菌が破壊した爪の間に空気が入るため、その部分はちょっとした衝撃でもぼろぼろと崩れるほどもろくなります。さらに、この症状は次第に爪の根元のほうまで広がっていきます。

爪の水虫の中ではこのタイプ（遠位側縁部爪甲下型）が最も多く、全体の９０％以上を占めています。その他の症状としては、爪の表面に白い膜を形成するタイプ（白色表在型）、爪の根元から感染するタイプ（近位部爪甲位型）、爪全体が変形してしまうタイプ（全層異形成型）などがあります。
]]></description>
         <link>http://www.moon-ponk.com/post_4.html</link>
         <guid>http://www.moon-ponk.com/post_4.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">２．水虫とは何か</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 05 Jan 2007 18:04:19 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>足以外の水虫</title>
         <description><![CDATA[<h3>『手にも水虫が感染する』</h3>

手の皮がむけたり、かゆみが出たりすると、手に水虫が感染したと思われる方が多いですが、<strong>手に水虫が感染する確率は足の水虫に比べてかなり低く</strong>、だいたい２０～３０分の１程度です。

水虫が手に感染する確率が低い理由としては、まず水虫の感染源は白癬菌を含んだ垢ですので、足に比べるとその垢が付着する可能性が低いことが挙げられます。また水虫は白癬菌が１日以上付着していないと発症しませんので、たとえ白癬菌が手に付いたとしても洗えば流れ落ちてしまいます。また、手は常に外気に触れていますので、温度、湿度ともに低く、白癬菌が生長しにくい環境であることもその理由です。

しかし、自分の足の水虫をよく触っていたり、かゆいからといって掻いたりしていると、感染する可能性はあります。つまり、<strong>手の水虫をもっている人はほとんど足の水虫ももっています</strong>。また、手の水虫は両手ではなく片手にのみ見られる場合が多いです。

<img src="img/04-3.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

手のひらも足の裏と同様に角質層が厚く、毛も生えていないため、足の水虫と同様の症状を発症します。しかし、足とは違い手は指の間隔が広いため、指と指の間にできるタイプの水虫は少数です。
手に感染する水虫の多くは角質増殖型で、そのほとんどが足の水虫から感染したものです。その症状としては、手のひらの皮が厚く硬くなり、皮がむけてひび割れが出てきます。またかゆみがないため、手荒れや湿疹と勘違いされる方が多いようです。

このような症状が手のひらから指先に広がっているようであれば、手の水虫の可能性が考えられます。特に、<strong>子供の手の水虫はこのタイプが多い</strong>ため、注意が必要です。


<h3>『水虫は身体や股にも感染する』</h3>

白癬菌を含んだ垢が落ちている場所に裸で寝たりすると、身体の一部に水虫が感染することがあります。白癬菌は、手や足だけでなく、<strong>身体のいたる部分に感染する可能性があります</strong>。

身体の中でも、股に感染する水虫を<strong>股部白癬（いんきんたむし）</strong>と呼び、それ以外の部分に感染するものを体部白癬（たむし）と呼びます。どちらも感染すると相当なかゆみを伴います。


<strong>▼手足以外の部位に発症する水虫の種類</strong>

<p>
<table border="1" width="520" cellspacing="0" cellpadding="5" bordercolor="#000000">
<tr>
<th bgcolor="#FFFF99" width="100">手足以外の水虫</th>
<th bgcolor="#FFFF99">症状・特徴</th>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="100">　　　<strong>体部白癬</strong><br>　　　（たむし）</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　顔から手の甲、足の甲にいたるまで、体中のどこにでも発症します。感染した直後は虫刺され程度の小さな症状ですが、時間が経つにつれその周りに赤い輪をつくり広がります。輪の中心部は平らで淡い褐色となり、一見直ったように見えます。
湿疹と勘違いして、ステロイドなどの外用薬を塗ることで、逆に症状が悪化し、水虫の症状ではないものまで発症する可能性があるため、非常に危険です。必ず病院で検査を行い、正しい治療を行う必要があります。</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="100">　　　<strong>股部白癬</strong><br>　（いんきんたむし）</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　足の付け根あたりの股付近に白癬菌が感染して発症します。股に弓状の赤い隆起が発生し、その内側は平らで淡い褐色になることもあります。通常、股部白癬は股には現れても、陰嚢部分には見られません。陰嚢の周囲に汗をかきやすいことから、男性に多く見られる症状ですが、最近ではパンティストッキングの普及につれて、女性にも見られるようになってきました。</td>
</tr>
</table> 
</p>


<h3>『水虫菌による脱毛症』</h3>

<img src="img/04-4.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

髪の毛が部分的に抜ける症状が出た場合には、白癬菌の感染を考える必要があります。白癬菌が頭皮の毛穴から入り込み炎症を引き起こすとともに、脱毛を伴うことがあります。これは一般には<strong>頭部白癬（しらくも）</strong>と呼ばれ、子供や高齢者に多く見られます。主に、ネコなどのペットから感染することが多い症状です。

毛穴に白癬菌が棲みつくことになるため、頭部に丸い脱毛斑が生じたり、皮がむけたり、毛穴が赤く腫れたりすることがありますが、一般的にはかゆみは伴いません。この頭部白癬に感染すると、髪の毛が抜けやすくなるため、力を入れなくても髪が抵抗無く抜けてしまいます。

この頭部白癬に感染した場合に、誤ってステロイドなどの外用薬を塗ってしまうと、毛穴に住んでいる白癬菌がより奥へと進行し、ケルルス禿瘡（とくそう）になる可能性があります。そうすると感染部分が隆起していたるところから膿が発生し、痛みとともに毛がごっそりと抜け落ちてしまいます。子供の脱毛部に<strong>勝手な判断でステロイド剤を塗ることは決してしないように</strong>しましょう。

なお、白癬菌は皮膚の中でも角質層をより好んで棲みかとするので、口内や目などの粘膜、内臓などには感染することはほとんどありません。
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">２．水虫とは何か</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 05 Jan 2007 20:29:44 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>水虫と他の病気との違い</title>
         <description><![CDATA[<h3>『水虫と思っている人の半数は水虫ではない』</h3>

水虫だと思っていても、いざ病院で診察してもらうと、<strong>約半数の人が水虫ではなかった</strong>というデータがあります。水虫が最も発生しやすい時期は5月がら8月ですが、その間の患者の方は水虫の確率が高く、その他の時期では水虫以外の病気であるケースが増えています。

水虫に感染したと判断する症状としては、足の皮がむける、足がかゆい、足の裏に水疱ができた、などの症状が挙げられますが、実はこのような症状がでる病気は他にも多く存在します。中でもよく見受けられるのが、<strong>異汗性湿疹</strong>です。この異汗性湿疹は、<strong>水虫と非常によく似た症状</strong>を引き起こすことが多いため、専門の医者でも見た目だけでは判断することが難しいのです。

<img src="img/05-1.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

多くの方が上記のような症状が出ると水虫だと判断してしまい、自分で薬局に行き水虫薬を買っているかと思います。そのとき、偶然にも本当の水虫であれば問題はないのですが、そうでない場合は薬の効き目がないばかりでなく、症状が悪化することもあります。また、<strong>本当の水虫であっても、症状によっては水虫薬が逆効果になる</strong>ことがあります。

つまり、水虫のような症状が出た場合は、まず専門の医者に出向き、正しい診断と治療を行ってもらうことが、最も早く水虫を完治させる方法であるといえます。


<h3>『水虫以外の足の皮がむける症状を持つ病気』</h3>

水虫以外にも、足の皮がむける症状としては、以下のものが挙げられます。


<strong>▼水虫以外の足の皮がむける病気の種類</strong>

<p>
<table border="1" width="520" cellspacing="0" cellpadding="5" bordercolor="#000000">
<tr>
<th bgcolor="#FFFF99" width="100">足の皮がむける病気</th>
<th bgcolor="#FFFF99">症状・特徴</th>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="100">　　　<strong>湿った足</strong></td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　足の裏や足の指の間は、湿った状態でほうっておくと、誰でも白くふやけて皮がむけやすい状態となります。これは単に足が湿っているだけなので、足を乾燥させることで元の状態に戻ります。</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="100">　　　　<strong>汗疱</strong><br>　　（かんぽう）</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　季節の変わり目や夏場になると、手足に指の間に小さな水疱が発生したり、丸く皮がむけたりといった症状があらわれる人がいます。これは、手足に汗をかきやすい体質の人によく見られる症状です。これに赤みやかゆみが伴うことにより、異汗性湿疹となり、水虫との区別が難しくなってきます。
この異汗性湿疹は特に珍しい病気ではなく、水虫と同様にごくありふれた症状です。また、異汗性湿疹になりやすい人は足に汗をかきやすいため、水虫にもなりやすいことになります。つまり、異汗性湿疹と水虫がともに発生している場合もありますので、診断と治療を難しくしている要因ともなっています。</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="100">　　　<strong>カンジダ</strong><br>　　　（カンジタ）</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　白癬菌とは異なるカビの一種である、カンジダに感染した場合でも、足の指の間がふやけて皮がむけるという症状が発生します。カンジダに感染する確率は水虫ほどは高くありませんが、症状が似ているため、見ただけではほとんど区別がつきません。</td>
</tr>
</table> 
</p>


<h3>『水虫以外のかゆみを伴う症状を持つ病気』</h3>

水虫以外にも、かゆみを伴う症状としては、以下のものが挙げられます。


<strong>▼水虫以外のかゆみを伴う病気の種類</strong>

<p>
<table border="1" width="520" cellspacing="0" cellpadding="5" bordercolor="#000000">
<tr>
<th bgcolor="#FFFF99" width="100">かゆみを伴う病気</th>
<th bgcolor="#FFFF99">症状・特徴</th>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="100">　　<strong>異汗性湿疹</strong></td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　前項の汗疱（かんぽう）の部分でも紹介しましたが、異汗性湿疹はかゆみを伴わない場合も稀にありますが、多くの場合は軽いかゆみがあったり、皮がむけて痛みを感じることもあります。</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="100">　　　　<strong>かぶれ</strong></td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　水虫に感染した方が自分の判断で薬を塗ったりする場合、誤った治療を行った結果としてかぶれを引き起こす場合が多いです。また、普段の生活の中でも、靴、靴下、サンダル、床の塗料などによってかぶれてしまうケースもよく見られます。なお、抗真菌剤によりかぶれる場合もありますので注意が必要です。
かぶれが発生した場合、強いかゆみとともに、赤みや小さい水疱が多く発生し、症状が進行すると皮膚がむけて足が腫れあがってしまいます。かぶれが足の甲にまで進行している場合、まずかぶれを疑った方がよいでしょう。なお、夏には足が湿っていることが多いため、かぶれの発生率も上昇します。</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="100">　　　<strong>カンジダ</strong><br>　　　（カンジタ）</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　前項と同様に、カンジダ菌に感染した場合でも、かゆみが生じます。</td>
</tr>
</table> 
</p>


<h3>『水疱ができる症状を持つ病気』</h3>

水虫以外にも、水疱の発生を伴う症状としては、以下のものが挙げられます。


<strong>▼水虫以外の水泡ができる病気の種類</strong>

<p>
<table border="1" width="520" cellspacing="0" cellpadding="5" bordercolor="#000000">
<tr>
<th bgcolor="#FFFF99" width="100">水泡ができる病気</th>
<th bgcolor="#FFFF99">症状・特徴</th>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="100">　　<strong>異汗性湿疹</strong></td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　汗疱（かんぽう）の部分でも紹介しましたが、異汗性湿疹は小さい水疱が発生し、それらが集まることで大きな水疱に進行します。このように大きな水疱ができた場合には、水虫との区別が難しくなります。</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="100">　　<strong>掌蹠膿疱症</strong><br>（しょうせきのうほうしょう）</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　手のひらや足の裏に対して、膿を持った水疱が多く発生する症状です。水疱が乾くことで、硬い赤褐色のかさぶたに変わります。この病気はかゆみはほとんどないのですが、完治に時間がかかり、また冬になっても症状が改善することがありません。手足に対して左右対象に発生することが多い点で水虫と区別がつきますが、病気の特定には顕微鏡検査が欠かせません。</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="100">　　　　<strong>かぶれ</strong></td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　皮膚がかぶれた場合にも、症状が進行すると皮膚の赤みが強くなり、水疱を伴ったり、それがつぶれてただれたりする場合があります。</td>
</tr>
</table> 
</p>


<h3>『皮膚が硬くなる症状を持つ病気』</h3>

水虫以外にも、足の裏が硬くなる病気は存在します。
まず、人間は年齢とともに足の皮が厚くなり硬くなります。さらに、老化によって乾燥し皮がむけたり、ひび割れることがあります。このような症状は<strong>角質増殖型の水虫</strong>と似ていますが、見た目だけでは区別することは難しいため、水虫との区別がつかない方が多いのが現状です。

この他に足の裏が硬くなりひび割れを伴う症状としては、掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）、
掌蹠角化症（しょうせきかくかしょう）亀裂性湿疹（あかぎれ）などが挙げられます。これらの症状は左右対称に発生することが多いため、<strong>水虫とはある程度区別することができます</strong>。なお、これらの症状は手にも見られるため、足だけに発生した場合や、片手だけに発生した場合については、<strong>水虫の可能性が高い</strong>と言えます。もちろん、最終的な判断は、顕微鏡検査による診断が必要です。


<h3>『爪水虫に似た症状を持つ病気』</h3>

爪水虫以外にも、爪の異常が見られる場合があります。


<strong>▼爪水虫以外の爪に関する病気の種類</strong>

<p>
<table border="1" width="520" cellspacing="0" cellpadding="5" bordercolor="#000000">
<tr>
<th bgcolor="#FFFF99" width="100">爪水虫に似た病気</th>
<th bgcolor="#FFFF99">症状・特徴</th>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="100">　　　<strong>厚硬爪甲</strong><br>　（こうこうそうこう）</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　高齢になると、爪が厚くなり、硬くなる場合があります。</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="100">　　　<strong>カンジダ</strong><br>　　　（カンジタ）</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　カンジダ菌などの白癬菌以外の細菌が爪に入り込み、爪水虫によく似た症状を発症する場合があります。
</td>
</tr>
<tr>
<td bgcolor="#FFFFFF" width="100">　　<strong>爪甲剥離症</strong><br>（そうこうはくりしょう）</td>
<td bgcolor="#FFFFFF">　通常は密着しているはずの爪と皮膚がはがれて隙間ができることで、爪が白濁して見えることがあります。爪が厚い場合、見た目では爪水虫との区別がつかない場合が多いです。</td>
</tr>
</table> 
</p>


その他、乾癬（かんせん）や掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）に感染した場合や、靴などのサイズが合わないため爪が変形した場合などにも、水虫とよく似た症状が発生することがあります。
]]></description>
         <link>http://www.moon-ponk.com/post_5.html</link>
         <guid>http://www.moon-ponk.com/post_5.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">２．水虫とは何か</category>
        
        
         <pubDate>Sat, 06 Jan 2007 18:05:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>水虫かなと思ったら</title>
         <description><![CDATA[<h3>『水虫を放置した場合』</h3>

<img src="img/06-1.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

水虫の原因である白癬菌は、感染力が特別強いわけではなく、命に関わるような病気ではありません。しかし、水虫を放置することで、様々な弊害が生じてきます。

まず、<strong>水虫は感染した後、次第にその範囲を広げていきます</strong>。最初は足の指の間だけだった水虫が、足の裏全体に広がり、角質増殖型に移行した後、爪にも入り込んで爪水虫になってしまいます。こうなると治療には時間がかかるため、非常にやっかいです。

また、水虫に感染した場合、<strong>アカの中にも白癬菌は潜んでいます</strong>。その白癬菌が体の他の部分に付着し感染することで、たむしやいんきんになります。また、頭部に感染することで、しらくもになってしまいます。

水虫が原因となり、細菌感染が発生して足がはれ上がり、歩けなくなった方も少なくありません。特に、糖尿病の方など免疫力が低下している方にとっては、水虫に感染することで症状が重くなる可能性があります。特に重症の方の場合、水虫が悪化し足の切断が必要になる場合がありますので、<strong>たかが水虫と甘く考えてはいけません</strong>。

なお、水虫に感染した方の家族にも感染する確率が高まる他、かゆみによって集中力がなくなる、痛みが伴う、他人に足を見せられないといった日常生活に支障をきたす場合もありますので、<strong>水虫に感染した場合は放置せず早めの治療を行う</strong>ことが肝心です。


<h3>『民間療法の効果』</h3>

水虫だと思い込み、自分の判断で民間療法を実施している方をよく見かけます。水虫に効くものとして、酢、アロエ、馬油、イチジクの煮汁などを塗ったり、熱い砂浜を歩いたりといったことを実践されているのですが、これらの治療法はほとんどが<strong>治療の根拠を持たない方法</strong>です。

実際、酢には水虫菌の増殖を抑制する効果が多少あるのですが、<strong>皮膚科で処方される水虫薬は、酢の1万倍も強力な効果</strong>を持っています。このような自己判断による民間療法では、水虫が治らないどころか返って症状を悪化させてしまうことが多いため、必ず皮膚科にて診察してもらうようにしましょう。


<h3>『市販の水虫薬の効果』</h3>

<img src="img/06-2.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

水虫のような症状が出た場合、時間がないといった理由から、まずは<strong>薬局にて水虫薬</strong>を買ってくるという方も多いかと思います。水虫は風邪などと同様にありふれた病気のため、まずは自分で治してみて、治らないようなら医者にいくという考えをもっている方が大部分でしょう。

最近では、白癬菌を殺菌する効果のある市販の水虫薬が販売されており、かゆみを抑制する成分が配合されているものもあります。これらの市販薬を適切に使用すれば、水虫に対する効果は期待できるといえますが、あくまでも「適切に使用すれば」という話です。

まず、その症状が本当に水虫の感染によるものなのか、という点を確認する必要があります。もし水虫以外の他の病気であった場合、<strong>水虫薬を使い続けることで逆に症状が悪化</strong>してしまうことにもなりかねません。また、本当の水虫であったとしても、症状の進行具合、他の病気との併発などがあった場合には、治療方法が大きく異なってきます。

実際、市販の水虫薬で治せる水虫の種類としては、一部の趾間型と小水疱型の水虫のみとなっています。これらのタイプの水虫であれば、市販の水虫薬を塗り始めて数日すればかゆみは治まります。しかし、角質中の白癬菌はまだ生きているため、完全に直すためには<strong>最低1ヶ月間は水虫薬を使用し続ける</strong>ことが必要となります。

市販の水虫薬を使用しつづけても症状が改善しない場合は、水虫以外の病気に感染している可能性がありますので、専門の皮膚科に診てもらうことが必要です。


<h3>『顕微鏡検査をしない医者は信用しない』</h3>

水虫の疑いを持って皮膚科に行き、医者に症状を告げた際、顕微鏡検査をせずに症状を見ただけで水虫と判断する医者は信用しない方がよいでしょう。どんなに経験を積んだ皮膚科の専門医でさえ、見た目だけで水虫を判断することは非常に難しいからです。水虫を確実に判断するためには、必ず顕微鏡検査を行い、患部に白癬菌が存在していることを確認しなければなりません。

病院が看板を出す際に、〇〇科という肩書きがありますが、<strong>日本ではたとえ専門知識が無い場合でも、どの科の看板を出してもよい</strong>ことになっています。つまり、皮膚科という肩書きがあったとしても、その病院の知識、技術がどの程度であるかは分からないということになります。このように、もし皮膚科の知識が浅い医者の場合には、顕微鏡検査をせずに水虫の診断を下すことも考えられますので、注意が必要です。


<h3>『皮膚科専門医の探し方』</h3>

水虫の疑いがある場合、信頼できる皮膚科が近くにあればよいのですが、なかなか見つからないケースも多いかと思います。そこで、病院選びの一つの基準として、「<strong>皮膚科専門医</strong>」が所属する施設を受診されることをおすすめします。

<img src="img/06-3.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

<strong>日本皮膚科学会</strong>においては、「<strong>認定された指導医の下で5年以上にわたる一定のトレーニングを積み、かつ専門医としての知識と技量が備わったと認められる医師」</strong>に対して、専門医としての認定書を発行しています。2005年2月の時点で、4900名以上の皮膚科専門医が在籍し、そこで習得する知識の中には、水虫の診断・治療に関する項目が含まれています。

この<strong>皮膚科専門医</strong>の資格は、客観的に評価された医師の診察能力を証明するものです。この専門医資格を病院に掲げることによって、<strong>患者の方が医者を選ぶ際に明確な基準とすることができるようになりました</strong>。

現在では、インターネットにおいて<strong>日本皮膚科学会</strong>のホームページ(http://www.dermatol.or.jp)から、皮膚科専門医を探すことができます。もし水虫の疑いがある方は、ぜひ皮膚科専門医がいる病院で診察してもらい、正しい診断と治療を受けるようにしてください。
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         <link>http://www.moon-ponk.com/post_6.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">３．水虫を完治するには</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 07 Jan 2007 18:05:30 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>水虫の治療法①</title>
         <description><![CDATA[<h3>『水虫は治らない？』</h3>

<img src="img/07-1.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

一昔前までは、水虫の特効薬を開発すればノーベル賞ものだ、という話がでていたほど、水虫は治すのが難しい病気と思われていましたが、これは<strong>過去の話</strong>です。現在では、<strong>白癬菌に対して効果的かつ安全な治療薬</strong>が開発されており、医療の現場において広く使用されています。

以前は、水虫の外用薬としてはイミダゾール系の薬が使用されていました。これらの薬は、白癬菌に対する効果が薄かったため、1ヶ月ほど塗り続けても水虫を完治させることは難しく、水虫の症状が消えても数ヶ月間は治療を続ける必要がありました。

しかし、塩酸ブテナフィン（メンタックス、ボレー）、ラノコラゾール（アスタット）、塩酸ネチコナゾール（アトラント）、塩酸アモロルフィン（ペキロン）、テルビナフィン（ラミシール）などの抗真菌作用が強い薬が使用されるようになり、<strong>水虫を短期間で完治させることができるようになりました</strong>。

これらの薬は、少量で白癬菌を殺菌する効果があるため、これまでのものとは比較にならないほど効果的に治療が行えます。また、一度皮膚に入ると、しばらく留まって出て行かないという性質があるため、<strong>1日1回の使用で十分な効果</strong>を得ることができます。これらの外用抗真菌剤が次々と発表されるとともに、外用剤だけでは効果がないと言われていた角質増殖型や爪水虫に対してもある程度効果があることが分かってきました。

なお、最近の市販薬にもこれらの成分が含まれるようになり、<strong>店頭にて販売が可能</strong>となっています。


<h3>『1ヶ月で水虫を治す』</h3>

1ヶ月で水虫を治すための第一歩、それは、<strong>確かな専門医を受診し、正しい診断をしてもらう</strong>ことです。自分が水虫だと思って受診する方の約半数は水虫ではないというデータがありますので、顕微鏡による真菌検査が必要となります。

検査の結果、趾間型、小水疱型の水虫であると分かった場合、抗真菌外用薬を皮膚科医師の指示通りに1ヶ月間使用しましょう。その間、日常生活における注意を守ることを忘れてはいけません。たったこれだけで、<strong>水虫は1ヶ月後には治っています</strong>。

しかし、実際に水虫が完治しない方が多いのは、実際に1ヶ月間実行している方が少ないからに他なりません。多くの方は、最初の1週間は指示通りに薬をつけるのですが、症状が軽くなるとついつい薬をつけるのを止めてしまうため、結局水虫が完治しないままとなってしまいます。いくら症状が和らいだからといって、途中で治療を止めずに1ヶ月間きちんと続けるように心がけましょう。


<h3>『飲み薬の効果』</h3>

<img src="img/07-2.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

趾間型や小水疱型の水虫の場合は、一般的に外用薬で治しますが、1ヶ月間の期間がかかり、毎日欠かさずに水虫薬をつける必要があります。しかし、中には毎日薬を塗るのは面倒だ、時間が無い、薬がベタつくため塗りたくない、という方も中にはいらっしゃるかと思います。水虫の治療は、中途半端な治療では意味が無いため、このような方のために他の治療法も存在します。

<strong>飲み薬タイプの水虫薬（経口抗真菌剤）</strong>であれば、たったの1週間内服するだけで、4週間外用薬を塗り続けるのと同様の効果があることが分かっています。イトラコナゾールやテルビナフィンは、1週間内服すれば、その後飲むのを止めても3～4週間は角質層に留まるため、水虫菌に対して十分な効果を持続することができます。

しかし内服薬には副作用の心配がありますが、<strong>治療期間が1週間と短い</strong>ため、その危険性はさほど大きくありません。なお、内服薬と外用薬を同時に使用することで、さらに確実に水虫を治すことができます。


<h3>『外用薬の使い方』</h3>

外用薬は、水虫治療においては最もベーシックな手段です。その使い方次第では、せっかくの効果が半減してしまうことも考えられます。正しい知識で薬の効果を最大限に引き出すようにしましょう。

外用抗真菌剤には、液状、クリーム状、軟膏など様々な形態があり、本来であれば水虫の症状によって使い分ける必要があります。しかし、現在では薬の形態が違っていても成分にはさほど差が無くなっていますので、以前ほど厳密に使い分けに気を使う必要はありません。また、現在の外用薬は改良を重ねることで刺激性も改善され、使用感についても向上していますので、使用する方の好みでタイプを選んでもかまいません。

たくさん塗ればその分効くだろうということで、必要以上に薬を塗る方がいますが、かえって薬による刺激が強すぎて、足に負担をかけることになりかねません。水虫の外用剤は、少量でも効果があるように作製されていますので、<strong>大量に塗る必要は全くありません</strong>。足に塗った際に、べたべたと残らない程度の少量を塗れば十分に効果があります。薬を塗る際に、強くすり込んだりすると皮膚の炎症が悪化してしまうため、なるべく刺激を与えないように塗りましょう。また、1日に何度も塗る必要はなく、<strong>定められた回数だけ塗る</strong>ようにします。

また、薬は水虫の症状が出ている部分だけでなく、<strong>その周囲にまで広く塗る</strong>ようにしましょう。白癬菌は患部だけでなく足の裏全体に付いている場合が多いので、塗り残しがないように全体に対して念入りに塗るようにしましょう。

足の裏の皮膚は厚いため、薬を塗ってもなかなか浸透せず、白癬菌まで届かない場合があります。そこで、<strong>薬を塗るのは風呂上り</strong>にすることで、角質層が柔らかくなっているため、薬が浸透しやすくなり、より効果が出ることが分かっています。風呂場の脱衣場に水虫薬を備えておけば、塗り忘れ対策にもなるでしょう。
]]></description>
         <link>http://www.moon-ponk.com/post_7.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">３．水虫を完治するには</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 08 Jan 2007 18:06:10 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>水虫の治療法②</title>
         <description><![CDATA[<h3>『しみる薬は効く？』</h3>

<img src="img/07-3.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

水虫のかゆみのため、患部をかきむしると、皮膚に対して深い傷ができてしまいます。水虫薬をこのような傷口に塗りこんだ場合、刺激が強すぎるため、<strong>逆効果となってしまいます</strong>。外用薬を患部に塗った際に、軽い刺激がある程度であれば問題はありませんが、かゆみや痛みが増幅するようならば、皮膚がかぶれてしまっている可能性も考えられます。

しみる薬ほど効き目があると勘違いしている方もいらっしゃいますが、刺激が強すぎる場合にはかぶれを引き起こしてしまいます。水虫薬には強い酸性やアルカリ性のものが多いため、白癬菌を殺菌する前に<strong>人間の皮膚を傷める</strong>ことになります。

最近の外用薬は、かぶれを引き起こすことは少なくなりましたが、今でも100人に1人の確率でかぶれることがあるといわれていますので、外用薬を塗った後、症状が悪化したりかゆみが増す場合には、専門医に相談するようにしましょう。

また、自分でかきむしるわけではなく、自然と水疱が破れたり、皮膚に亀裂が入ったりすることがあります。そのような場合には、水虫だとしても不用意に抗真菌剤を使用することは逆効果となる場合がありますので、専門医の指示に従うようにしましょう。


<h3>『痛みが伴う場合はすぐに専門医へ』</h3>

水虫が悪化すると、ただれたり、赤く腫れたりして、激しい痛みを伴います。ひどい場合には歩くこともままならない、また<strong>入院</strong>を余儀なくされることさえあります。

このような症状の多くは、水虫を引っかくことで皮膚を壊し、そこから細菌が入り込むことによって起こります。これを放置すると、患部からリンパ管炎という赤い筋が足の甲に広がり、すね・ももを通って股にまで達します。そして股のリンパ腺が腫れあがり、高熱を出すようになります。

このように、細菌感染が合併した水虫の場合は、抗真菌剤を塗ることでかえって症状を悪化させてしまう可能性があり、まずは合併している細菌感染を治すことが先となりますので、必ず専門医を受診するようにしましょう。


<h3>『水虫の再発防止』</h3>

<img src="img/07-4.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

<strong>水虫は一度治っても、再発する人が多くいます</strong>。いったん水虫が治ってから再発する人の確率は、30%ほどと言われています。この再発を防ぐためには、水虫が完治した後も毎日、あるいは1週間に1回程度でも4ヶ月以上の長期にわたって治療を続けることが重要です。

水虫が再発する原因としては、水虫菌が足に残っていた可能性もありますが、再感染した場合が多いと思われます。家の床や靴の中に落ちているアカにはまだ白癬菌が潜んでおり、数ヶ月間は生きたまま存在しています。これに気付かずに以前と同様の生活をしていると、その菌を踏みつけてしまい再び感染することになるのです。つまり、治った後もしばらくは薬を塗り続けることが重要ということになります。

なお、冬場の再発は少ないため、1週間に1回の治療でも十分に効果がありますが、夏場では週に2、3回は薬を塗ると効果的です。


<h3>『冬は水虫退治の季節』</h3>

冬になると水虫の症状が軽くなりますので、夏の時期のかゆみが薄れてしまい、つい水虫が治ったと勘違いしてしまいがちです。しかしこれは大きな間違いです。

夏場に高温多湿の環境下にて活発に活動していた白癬菌は、冬の間は気温や湿度が低いため活動が衰えますが、決して死んでいる訳ではありません。しかし、この活動が鈍っている時期に薬をつけることで、白癬菌に対する効果は大きく上がります。

冬場はかゆみがないため、自分でも感染に気付きにくいばかりか、他人に対してうつしてしまうことも考えられます。もしかゆみが無くても、<strong>かかとが厚くなったり、足の爪が白濁してきたら要注意</strong>です。このような症状がでたら、早めに専門医に受診しましょう。

冬のうちに治療を行えば、比較的簡単に水虫を完治することができます。温かい季節がくるまでには完治することができるでしょう。


<h3>『足の裏が硬くなる場合の治療法』</h3>

足の裏が硬くなるタイプの水虫の場合、角質が厚くなるため外用薬では白癬菌が潜んでいる角質の奥までは薬がとどきません。角質層がそれほど厚くない場合には外用薬での処置が可能ですが、かなり硬くなっている場合には、イトラコナゾールやテルビナフィンを<strong>2ヶ月ほど内服する</strong>必要があります。内服薬の場合、飲んだ薬が角質層の内側から浸透して効果を発揮しますので、より確実に白癬菌に対してダメージを与えることができます。

<img src="img/07-5.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

基礎疾患があったり、副作用などで抗真菌剤を内服できない場合は、抗真菌剤を塗った後ラップでくるんでおく方法や、尿素軟膏やサリチル酸を含んだ軟膏などの角質溶解剤との併用が有効です。かかとが割れて痛みを伴う場合には、白色ワセリンや亜鉛華軟膏を塗ることで痛みを緩和することができます。
]]></description>
         <link>http://www.moon-ponk.com/post_15.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">３．水虫を完治するには</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 08 Jan 2007 21:01:29 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>爪（つめ）水虫の治療法①</title>
         <description><![CDATA[<h3>『爪水虫は飲み薬で治す』</h3>

多くの場合、爪水虫は足の水虫を治さず放っておくことで、足から爪に白癬菌が移り感染します。一度爪に白癬菌が入り込むと、爪が白癬菌の住みかとなり菌をばら撒くため、足の水虫の治りも悪くなります。つまり、<strong>爪水虫を治さない限り、足の水虫が治ることもない</strong>ということになります。

一般的に、足の水虫は外用薬を用いて治療することが多いですが、爪は硬いため外用薬では爪の内部まで薬が届かず、効果が出にくいことが分かっています。そこで通常、爪水虫の場合は<strong>抗真菌剤の飲み薬</strong>が使用されます。抗真菌剤を飲むと、胃腸から吸収されて皮膚や爪に運ばれ、そこで効果を発揮します。

<img src="img/08-1.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

<h3>『爪の水虫は治りにくかった』</h3>

爪水虫の治療に用いる飲み薬としては、現在ではグリセオフルビン、イトラコナゾール、テルビナフィンの3種類がありますが、1990年代後半までは、グリセオフルビンのみしかありませんでした。

このグリセオフルビンを飲むと胃腸でその成分が吸収され、爪の根元の細胞に沈着します。その細胞が爪の角質細胞となることで、白癬菌が増殖することを防ぎます。しかし効果が現れるまでには時間を要し、即効性はありませんでした。また、グリセオフルビンには白癬菌を殺す効果はなく、菌の繁殖を抑える作用しかないため、治っていない段階で薬の服用を止めてしまうと、白癬菌が活動を再開し元の状態に戻ってしまいます。

グリセオフルビンの服用による治療では、爪水虫の完治までに1～2年の時間がかかり、その間1日3～4錠を2～3回ずつ飲み続けなければなりません。これには相当の根気が必要であり、効果もすぐには現れないため、最後まで治療を続ける方は少ないのが現状でした。また、この薬には副作用として頭痛・腹痛・下痢・胸焼け・肝機能障害などがあることもあり、<strong>最後まで治療を続ける方の割合は30％以下</strong>といわれています。

なお、医者の側にも爪水虫は治りづらいという先入観をもたらし、命に関わる病気ではない、水虫薬は副作用があるので処方しない、といった理由から<strong>治療を放棄する医者が多かった</strong>ことも事実です。


<h3>『新しい爪水虫の飲み薬』</h3>

最近では、1997年に<strong>テルビナフィン</strong>、1999年に<strong>イトラコナゾール</strong>が爪水虫に使用することが可能となり、その治療法にも大きな変化がありました。これらの薬は1日1回の内服で効果があり、グリセオフルビンとは異なり白癬菌の殺菌作用があります。また欧米では1980年代から使用されてきました。

この2つの薬は、人間のケラチンと結合しやすい性質を持っているため、皮膚の角質層や爪の内部へ浸透でき、一旦入り込むと長期間そこに留まっています。イトラコナゾールを内服すると、24時間後には角質層にまで成分が浸透し、7日後には爪の先端にまで到達します。また、内服後、6～9ヶ月間は効果が持続します。このように、薬の内服を止めてからも白癬菌に対する効果が持続するため、<strong>爪水虫の治療期間が大幅に短縮可能</strong>となりました。

これらの薬を服用して1～2ヶ月すると、ほとんどの場合、爪の根元から健康なピンク色の爪が新たに生えてきます。このように、<strong>薬の効果が目に見えてわかる</strong>ため、水虫患者の方も治療を続ける気持ちが持続しやすい点も大きいようです。

<img src="img/08-2.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

また、患者の方の水虫に関する認識が高まることで、医師の方も水虫に対して注意深くなり、爪水虫を見逃すケースが減少し、治療に対する熱意も上がってきています。


<h3>『パルス療法と短期療法』</h3>

新たな薬が出てきたとはいえ、爪水虫を治すには、それなりの根気が必要です。そこで、<strong>可能な限り短期間で治療を完了するための様々な治療法</strong>が。これまで研究されてきました。

以前より欧米では、イトラコナゾールの<strong>パルス療法</strong>が試されてきました。パルス療法は、まず1週間、通常の倍の400mgのイトラコナゾールを毎日服用し、その後3週間休みます。これを1サイクルとして、3～4サイクル繰り返す治療法です。パルス療法は、短期間の内服で高い効果が得られること、総量が少なくなり治療費を抑制できること、また副作用が少ないことなどの利点があり、患者の方にとっても負担が少ない治療法です。

一方、テルビナフィンを毎日250mgずつ、3～4ヶ月間だけ内服する短期療法で十分な効果を得ることができることも分かっています。

これらの治療法が、現在では<strong>爪水虫の治療の主流</strong>となっています。


<h3>『日本でも承認されたパルス療法』</h3>

これまで欧米にて行われてきた、1日400mgのイトラコナゾールを投与するパルス療法ですが、最近になって全国的な臨床試験が実施され、2004年2月に正式にその治療の実施が承認されました。そして現在では、イトラコナゾールによるパルス療法が、<strong>爪水虫の最もポピュラーな治療法</strong>として、全国の皮膚科で実施されています。

この治療法は、日本ではまだ始まったばかりということもあり、その効果を正確には判断するにはまだデータが足りませんが、パルス療法を実施した複数の患者の方から、爪水虫の症状が軽くなったとの報告が上がってきています。
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         <link>http://www.moon-ponk.com/post_8.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">３．水虫を完治するには</category>
        
        
         <pubDate>Tue, 09 Jan 2007 18:06:38 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>爪（つめ）水虫の治療法②</title>
         <description><![CDATA[<h3>『薬を服用する期間』</h3>

爪水虫の場合、薬を服用したからといって、すぐに爪が元の状態に戻ることはありません。薬の効果がでてくると、健康な新しい爪が白癬菌に感染した部分を押し出し、次第に健康な爪に置き換わっていきます。つまり、爪の先端だけが白癬菌に感染している場合には、完治するまでの期間は短くてすみますが、爪全体が感染している場合には、全ての爪が生え変わる必要があるため、その期間が長くなります。

<img src="img/08-3.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

爪の伸びる長さは、手の爪で1ヶ月に約3ミリ、足の爪では約1.5ミリといわれています。爪が完全に生え変わるには、それぞれ6ヶ月、1年という時間がかかりますが、当然個人差があります。

薬の服用期間は患者の方の爪が伸びる速さによって異なりますが、イトラコナゾールで3ヶ月、テルビナフィンで3～6ヶ月、グリセオフルビンでは1～2年程度が目安となります。しかし、飲み薬の服用を止めるタイミングについては、<strong>医師の判断が必要</strong>ですので、自分の判断で止めることは避けましょう。

飲み薬の服用を止めるタイミングですが、爪に病巣が残っていたり、顕微鏡検査で白癬菌が発見された場合は、判断の難しいところです。しかし、多くの場合3～6ヶ月の服用を続けていれば、白癬菌は死滅しているため、服用を止めても問題はありません。たとえその時点で白癬菌が生きていたとしても、爪の中には薬の成分が半年間残っているため、効果が持続するからです。

しかし、薬の服用を止めた後、3～4ヶ月経っても<strong>改善が見られない場合には、飲み薬を再開する</strong>必要があります。


<h3>『薬の効果の確認方法』</h3>

飲み薬を服用して3～4ヶ月経過すると、白癬菌に対して効いているのかどうかを判断できるようになります。薬が効いていれば爪の根元から健康な爪が生えてくるため、水虫に感染した部分が3～5mm程度先端部に移動するためです。ほとんど移動が見られないようならば、薬が効いていない可能性があります。

また、治療開始から3ヶ月ほど経過した時点で顕微鏡検査を行いますが、その際に白癬菌が発見されたとしても、薬が効いていないわけではありません。ニュートラルレッド染色を実施して、赤く染まっていれば菌は生きているため薬が効いておらず、染まらなければ菌は薬の効果で死滅している可能性が高いといえます。

このように、3～4ヶ月経過した時点で薬が効いているかどうかを判断し、効いていないようであれば<strong>他の薬に変更</strong>したり、<strong>服用する量を増加する</strong>ことで対応することになります。


<h3>『爪を削って早く治す』</h3>

爪水虫のタイプとして、くさび形に濁りが入った爪、また爪甲剥離と呼ばれる爪が皮膚から浮いている状態の場合には、<strong>飲み薬では治らないケースがあります</strong>。

このような爪の場合、爪と皮膚の間に空洞ができて、そこに白癬菌が大量に詰まっていることが多いです。そのため、薬が爪にまで届かずに効果がでないことになります。その場合には、爪の濁った部分、あるいは浮いた部分を医療用のドリルで削りとり、その部分に対して外用薬を塗り、飲み薬と合わせて使用することが有効です。

また、上記以外の場合でも、少しでも治療期間を短くしたい場合などは、<strong>積極的に爪を削り</strong>そこに外用薬を塗ることで、効果をあげることが可能です。

<img src="img/08-4.jpg" alt="水虫・爪水虫の疑問を解決！"/>

<h3>『外用薬だけでも治ることがある』</h3>

爪水虫が先端部のみに感染している場合や、爪の表面に白い膜が形成される場合（表在型）は、抗真菌剤を塗るだけで治る場合がありますが、ほとんどの場合<strong>爪水虫は飲み薬の服用により</strong>治療を行います。

しかし、他の飲み薬を飲んでいたり、合併症などの理由から飲み薬を飲めない方は、<strong>爪を削って外用薬を塗ることで治療できる</strong>場合があります。また、爪を柔らかくするために尿素軟膏と抗真菌剤を併用して、ラップで密封することで、効果がある場合もあります。
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         <pubDate>Tue, 09 Jan 2007 21:05:27 +0900</pubDate>
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